こんばんは、じんです。
あなたはNFTをご存知ですが?
2021年になってから、ふつふつとこのNFTというワードが話題になっていて注目されています。
NFTとは「Non‐Fungible Token:非代替性トークン」の意味で、暗号資産と似ていてブロックチェーン上に発行、流通されるデジタルデータのことです。
このNFTの登場で何がかわるのか?
というと、往来ネット上に投稿される画像や動画などのデジタルデータは容易にコピー、改ざんが出来てしまうので価値としてはほぼタダというか無価値でした。
しかし、このNFTの登場でデジタルデータが売買を行える代物になる可能性があります。
SNSなどを中心に創作活動を勤しむ人にとっては耳寄りな情報かもしれませんが、ちょっと複雑でよくわからない、そもそもブロックチェーンって何?って感じですよね。
今回の記事では、今注目のNFTについて、ブロックチェーン技術の解説やNFTをアートに応用できる理由をご説明します。
NFTの将来性とは?
本日はNFTアートの展覧会、CAWA in Tokyo にお邪魔をしてきました。なにぶん勝手も分からず興味本位で行ったのですが、フィジカル展覧会と銘打つだけあり、デジタルアートが所狭しと並ぶ壮観。その全てがNFT化されていると思うと感慨深く。JPYCとNFTデータの受け取り体験ブースもあり、大満足でした。 pic.twitter.com/eTeU2OAsqZ
— 鈴木 聖之 (@_satoshi_suzuki) July 14, 2021
(すでに国内でもNFTアートの展示会が開催されています。)
NFT(Non‐Fungible Token:非代替性トークン)は簡潔に言うと、デジタルデータに鑑定書や所有証明書が付いたようなものです。
クリエイターが制作したイラストや動画など、さまざまなコンテンツのデジタルデータは第三者が容易にコピー・改ざん出来てしまうのが現状です。
中には悪用されるケースもありますが、NFTはデジタルデータをブロックチェーン上に取り扱うのでコンテンツを第三者が勝手に扱うことを防いでくれます。
そして、偽造ができない特徴のほかにもNFTは数に制限があること。
また、世界各国誰もが売買やサービスの利用が可能なことです。
似たもので仮想通貨ビットコイン等がありますが、何が違うのかといえばNFTは「非代替性」であること、つまり替えが効きません。
モノに唯一無二のプレミアム感が付いたと言いましょうか、例えばただのサッカーボールは数千円の価値しかありませんが、サッカーボールにメッシやC.ロナウドのサインが書かれていればサッカーボールの価値が一気に上がります。
今現在、特にNFTを用いられているのがゲーム分野です。
ゲーム内で入手できる一点もののアイテムやキャラクターをユーザー同士で売買することで、自分のお気に入りを見つける、揃える楽しさが増えました。
アート、ゲーム分野で注目されていますが、不動産業界で不動産手続きをNFTで簡素化できたり、担保ローンでNFTを担保として借り入れられるようになるなど、NFTの実用性の幅が将来的にはかなり広がることでしょう。
多くの人から見てもらい収益化するトレンドブログの中にも、もしかしたらたった1人にしか読むことの出来ないNFTの技術の組み込まれたブログ記事が生まれる可能性もありそうです。
NFTに使われるブロックチェーン技術とは?
起きたらテレ朝『グッドモーニング』でNFTの特集がされてた📺‼️
最近NFTの報道するメディアめちゃ増えてきてる😳
大事なことなんですが #NFT が凄いんじゃなくて、ブロックチェーン、スマートコントラクトが凄いんですよ。
つまりイーサリアム #ETH が凄いっていう報道もオナシャス( ̄^ ̄)ゞwww pic.twitter.com/lJP5ptQMId— ふじこ@Cryptoと酒と株の日々 (@Fujikko7201) August 11, 2021
(地上波でも今後NFTに関する特集を目にする機会が増えると思います)
デジタルデータをブロックチェーン上で扱うから安心とはいうものの、
そもそもブロックチェーンって何?って話かもしれません。
ブロックチェーンのブロックとは「台帳」を意味します。
つまり、取引履歴が載った台帳をネットワーク上で繋がっているユーザー全員が共有する「分散型台帳」とも言われています。
ネットワーク上で繋がっているユーザー同士が取引履歴を保有することでどんなメリットがあるのかというと
・取引の信憑性が向上
・改ざんなどの不正行為を防止
・時間コスト短縮
ブロックチェーン上では台帳をすべてのユーザーが保有しているため、取引の内容は常に明らか、クリーンで信憑性に長けています。
ユーザー同士が複雑に連結しているため、データの改ざんは非常に困難です。
これまでの取引履歴ひとつひとつが1本の鎖のように連結しているため、改ざんをするには一部のデータだけでなく前のデータまで遡らなければならないためほぼデータ改ざんに関するチャレンジは不可能に近いでしょう。
また特定のデータベース、第三者機関を設けずにユーザー同士の同意のもとで取引が行われるのも特徴です。
取引の時間は短縮でき、データベースや第三者機関を設けるコストも必要ないのでコストカットに繋がります。
色々と小難しいことを言いましたが、要はネット上のデジタルデータを悪用されることなく安心安全に取引、利用ができるシステムだということですね。
NFTの技術がアートに応用出来る理由
Perfume のNFTアート「Imaginary Museum “Time Warp” 」第2弾作品が8/16(月)21:00より順次発売決定!
今回もライゾマティクス独自のNFTアートのマーケットプレイス「NFT Experiment」でリリースします。詳細は👉https://t.co/zGMhUS8xib#prfm pic.twitter.com/ElOgrRJcS3
— Perfume_Staff (@Perfume_Staff) August 14, 2021
(Perfumeさんはデビュー当時から斬新な挑戦を続けていたのでNFTとも相性が良さそうです。)
NFTは今アート界隈で最も注目されており、NFTアート専用のマーケットプレイスも増えています。
有名アーティストのPerfume、BABYMETALなども過去にNFTを活用したグッズ販売も行っていました。
なぜNFTがアート界隈で支持されているのかといえば、繰り返しにはなりますが今までネット上で制作されたイラストや動画などのデジタルデータは容易に複製が可能で、売買の取引は不向きだったからです。
NFTの登場でデジタルデータでも所有権の明確化、ブロックチェーンによるコピー・改ざん不可になったことで、デジタルデータのアート作品にも唯一無二の希少価値が付与され、市場取引が行えるようになりました。
さらにはNFTによるデジタルデータの利点は、すべてネット上であること。
ネットワークに繋がる相手なら誰もが取引相手になり得るので国内海外関係なく、また有機物とは違って流通コストがかからないのもメリットです。
アーティストグループのPerfumeが今年6月にメンバー3人のパフォーマンス中のポーズを3D化し作品としてNFT市場のオークションに出品したところ、20,000MATIC、日本円で約325万円で落札されました。
ほかにもとあるアーティストの動画が数百万円で取引されるなどNFTアートがまるで高級ブランドアイテムや骨董品などと同じように1点モノの希少価値として評価されています。
アート作品を生み出すクリエイターにとっては夢ふくらむ話ですがまだまだ発展途中です。
まだNFT市場には細かなルールが設けられていない点や、NFT化するにあたっての手数料などの課題がたくさんあるので注意が必要でしょう。
また、NFTアートが一時のブームで廃れてしまうなんてことも無きにしも非ずですから、今後のNFTの動向にも注意が必要ですね。
NFTの将来性や技術がアートに応用出来る理由のまとめ
誰にも聞かれてないけど、最近ホットなNFTについて話します。個人的にはこんなイメージ。
NFTのメリット:
転売の度に原作者に何%か入る仕組みにできる。NFTのデメリット:
脱税スキームに使われる可能性がある。
1000万円で買ったNFTを知り合いに10万円で売ったことにして損失を作り出す等。— ORE🔶PAL👩🌾 (@orenopancake) June 14, 2021
(これからしばらくNFTのメリットばかり耳に入るので、先にデメリットを熟知しておくと、ただ知っている人と差が出ます)
クリエイターたちの注目を集めているNFTについてまとめました。
今まで市場価値として見出せられなかったイラストや動画などのデジタルデータがNFTの登場で何百万と取引されるほどの価値へと変貌しました。
ブロックチェーン技術を用いて、コピー・改ざん防止、高いセキュリティの下、今まで複製することが容易と評価されてこなかったデジタルデータにも唯一無二の希少価値を付与することが可能になりました。
今後さらにNFTはアート界隈で注目されるでしょうが課題も多く、法規制や業者の参入で今後のNFT市場がまた大きく変化することも否めません。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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