ネットビジネスを始めたい、そんな人におすすめなのが【クリックファネル】です。
プログラミングやデザインのスキル?
今回ご紹介する【クリックファネル】を利用するには必要ありません。
クリックファネルならPCスキルが乏しい初心者の方でもネットビジネスを始められます。
と聞けば興味が惹かれますが、クリックファネルで検索してもイマイチ使い方がよくわかりませんね。
今回の記事では、クリックファネルを始めるにあたって、初心は何から勉強して使い方を学ぶのかを解説します。
クリックファネルとはどんなツール?
【クリックファネル】は、誰でもすぐにネットビジネスを始められるツールとして、2015年にアメリカが開発したツールです。
今から約7年ほど前に生まれた海外のツールですが、日本のネットビジネスはアメリカよりも10年遅れているなんて言われていますので、まだ知名度の少ない現状なら今から勉強してツールを使いこなす価値は十分にあります。
ここでいう【クリックファネル】のファネルとは、セールスファネルの意味です。
セールスファネルとは商品を選んでから購入するまでの過程づくり(戦略)のようなものです。
ネットビジネスを始めるにあたって、例えば自分で作ったコンテンツなどを売るにしても色々準備がいります。
- サイトの立ち上げ
- サイトのデザイン
- 商品を選んでから購入手続きのシステム
- 決済方法の設定
- サイトのメンテナンス
などなど、ちょっとしたPCスキルと知識が必要です。
それらの面倒な設定を【クリックファネル】がすべて用意します。
クリックファネルの利点はデザイン性が高いサイトをすぐに作成出来るほか、マーケティングに優れている点です。
広告を打ち出せるのはもちろんのこと、購入者にほかの商品のおすすめ(アップセル)や、購入者に「今回限りで」といった限定販売(ワンタイムオファー)も可能です。
このアップセルやワンタイムオファーなどの機能を駆使し、商品を何度も購入してもらうリピート客を増やす戦略的マーケティングができるのがクリックファネルの強みでもあります。
クリックファネルを初心者は何から学べばいいの?
実際に【クリックファネル】を使って商品を販売しようと思っても、ネットの知識がそこまで自信が無い人はそもそもクリックファネル自体がよくわかりませんよね。
それを踏まえても、もしあなたがネットで商品を販売したい!
そう強く思って実践に移そうとした時には一体なにから始めるべきでしょうか?
それにはまず入口である①Webページ(ランディングページ)を作らないといけません。
訪問者があなたのWebページに興味を抱き、商品はどんなものがあるか見ようとします。
次に必要なのが、訪問者が商品を物色するための商品棚でもある②セールスページです。
さらに商品をカゴに入れて購入していただくための③決済ページももちろん必要です。
そして購入後にはお客に感謝の意を伝える④サンキューページも欠かすことができません。
これら①、②、③、④をゼロから作成するのはなかなか大変ですが、【クリックファネル】なら①、②、③、④の全てが用意されています。
ただこれでは普通のネットショップの仕組み化と同じに思われるかもしれません。
先程も述べたように【クリックファネル】はセールスファネルなので戦略的マーケティングに特化したツールです。
このほかに加えメルマガ機能のほか、③の決済後に前述したアップセルやワンタイムオファーを組み込めます。
さらには商品はモノだけでなく、購入者や会員だけが閲覧できるWebセミナーなどの情報商材も販売することが可能です。
ネットでの販売方法の流れの中でクリックファネルができることをざっくりと理解出来たら百聞は一見に如かず、実際に使いながら覚えましょう。
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クリックファネルの使うための料金は?
【クリックファネル】を始めるには月額料金を支払わなければなりません。
無料であればもっと知名度も高いと思うのですが、海外のツールである上にけっこう利用料金は高めに設定されています。
プランは3つのコースに分かれていて、現状(2022年2月26日)の時点では、
- 97ドル
- 297ドル
- 2497ドル
という料金設定があります。
では最低価格でも月額にしたら日本円で1万円を超えますから利用するには、あらかじめ利用方法を熟知した上で、支払う金額以上のリターンを得るための準備が必要ですね。
クリックファネルの料金を日本円に換算すると?
ちなみに今日(2022/02/26)の時点では1ドルが115.56 円でしたから、
最安値のスタンダードで日本円にして
月額約11,209円。
中間のプラチナで日本円にして
月額約34,321円。
最上級のコンマクラブXは日本円にして
月額288,553円!
という価格設定になっています。
正直、しっかりと調べてみると思っていたよりも利用料金は高いと感じましたが、日本円に換算すると改めて高めの料金設定ですが、使いこなせている人にとっては相応の価値があるようです。
クリックファネルの料金プランによる違いと使い方は?
97ドルのスタンダードプランでは基本的なファネルだけが使用できるようです。
そして297ドルのプラチナプランや2497ドルコースのコンマクラブXになるとメルマガ配信や広告配信、その他サービス、サポートが受けられます。
クリックファネルにログインするとまず表示されるのがダッシュボードです。
ダッシュボードでは売上や訪問者数、作成したファネル数などが数字やグラフで確認できます。
ダッシュボード上にある『Build a Funnels』をクリックし、表示された画面を閉じるとファネルのテンプレートが複数表示されますので使用したいファネルを選択します。
ページ自体はプログラミング知識が無くても文章や画像を挿入するだけです。
パワーポイントを使用する感覚で作成できそうですね。
作成したら次にセールスページ、決済ページ、サンキューページと続きますがどれも仕様は同じで、テンプレートを選択して文章、画像を自分好みにカスタマイズして設定すればファネルは完成です。
ここでアップセルページなども作成、導入できますが、注意点としてアップセルページを作成する場合は「One Click Upsell」の項目からテンプレを選択しなければいけません。
これは決済ページも同じで必ず「Order Form」を選択してから作成しましょう。
クリックファネルを利用するに当たっての注意点
ほかにも留意するべき点が3つほどあります。
1つはクリックファネルページ自体が英語表記です。
アメリカ発祥なので仕方ありませんが、今の時点ではページすべてが英語表記なのでファネルを作成する上で日本語表記に変更する必要があります。
ドル計算や自動動画配信の時刻はアメリカ時間だったりするので注意しましょう。
2つ目は決済方法です。
日本で使用できる決済方法は「stripe」と「Paypal」です。
おすすめはstripeで、Paypalに比べて会員登録する必要なくカード情報を入力するだけで決済が完了します。
毎週自動で口座に振り込まれるのもstripeの利点ですね。
3つ目は他社ツールとの連携です。
前述しましたがクリックファネルにはメルマガや会員サイト機能がありますが、簡易的なもので正直おすすめしません。
クリックファネルは他社ツールとの連携が可能ですので、メルマガなら「Convert Kit」、会員サイトなら「Kajabi」といったそれぞれの役割に特化したツールと連携することをおすすめします。
ちなみにクリックファネル内の「Setting」→「Integrations」で連携設定できます。
クリックファネルを主軸とし、他社ツールとの連携して運用すると効率的かつお客さま側も利用しやすいファネルになります。
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クリックファネルのまとめ
今回の記事では、誰でもすぐにネットビジネスを始められるツール【クリックファネル】について解説しました。
2015年アメリカで誕生し、個人や企業でも利用者が増え、日本でもクリックファネルでビジネスを始める人が増えています。
日本向けに作られていないのが難点ですが、使い方はそんなに難しいものではなく、仕組みを理解すればネット知識が浅い人でも使いこなせます。
今回解説したのはあくまでも初心者向けの使い方に過ぎません。
クリックファネルではほかにもさまざまなツール、他社ツールとの連携で多種多様なネットビジネスが行えますので興味ある方はぜひ試してみてください。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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