こんばんは、じんです。
ネットでは様々なコンサル企画を目にしますが、そのコンサル費用には様々な価格設定が施されています。
基本的に個人がネット上で商売をする上では安売りはしてはいけない。
そんな風潮が鉄則としてありますが、特に安売りとは無縁の商材がコンサル企画です。
今回の記事では360万～600万円もするようなコンサル企画の分析をまとめました。
僕自身は今までに10万円～55万円の間の価格のコンサルを6つほど購入したことがありますが、100万円を超えるようなコンサルには申し込んだことがありません。
ですが、ネット上で知り合って連絡を取り合いながら半年間で360万円のコンサル企画に参加した人の話しを聞けたので、そこから価格設定の仕組みを分析しました。
ぜひ、1つの読み物としても高額商品の値付けの推察の一助にしてもらえればと思います。
超高額コンサル（360万円）もするコンサル企画の魅力
360万円～という金額は、汗水を額に流して1年間近くも現場で肉体労働をしてようやく手に入れられるほどの大金です。
それをネット上の何かしらのコンサルティング（相談料）で販売されていたら、誰でもすごく気になるのではないでしょうか？
僕自身ネットを利用した働き方に魅力を感じているので、360万円という大金をもしも支払ったらどのような内容を教えてもらえるのか興味が尽きません。
正直、人生を劇的に変えてくれるきっかけを360万円で買うことが出来るのであれば安いのではないか？
なんて思考になってしまいそうですが、その考えの本質は【依存】です。
おそらく何の結果も出していない人が、真面目に働く人の年収とも言える金額のコンサル費用を捻出して支払ったとしても、ほぼ間違いなく凄まじい後悔に襲われるので注意が必要だと思います。
超高額コンサル（360万円）の価格の理由
そもそも超高額コンサル（360万円～）はどのような人が販売しているのか？
そこを調べると、月収3,000万円を稼いでいるとか、不労所得に仕組み化などのパワーワードをふんだんに自己紹介やセールスページに散りばめている人が販売しています。
ちなみにコンサル企画以外の商品を調べると、4時間ちょっとの動画を198,000円で販売していて、その内容にプラスでコンサルや合宿に参加する権利を審査制で半年間360万円などで販売する形です。
超高額コンサル（360万円）のフロントエンド商品
冷静に考えると1時間あたり5万円の動画ってすごい価格設定です。
別の記事でも紹介した、NFT「Non Fungible Token」という代替性の一切効かない唯一無二の情報なら理解できますが、YouTubeの限定公開に投稿している動画で、その価格設定は尋常ではありません。
このような1時間5万円の動画って一体どんな内容なのか気になって仕方ないところに、この情報を知るだけで稼げてしまう理由をガンガン読み込ませるのです。
他にも、この情報を知れば法人コンサルが取れる。
猿まねで稼げてしまうなど、未知なる可能性を抽象的な表現で、さも実現可能なように何度も刷り込むことにも長けています。
相当洗練された煽動力のある文章に僕も購入したい気持ちが止まりませんでした。
超高額コンサル（360万円）バックエンドの紹介
さらに、コンサル価格の根拠は販売者が月収3,000万円を稼いでいるという信ぴょう性を上手く見込み客に伝え、月収3,000万を稼ぎ出せる脳みそを半年間貸し出すという企画の上手さにあると思います。
実際に販売者がいくら稼いでいようと、おそらく大した実績も経験も積んでいない人であれば超高額コンサル（360万円）を受けても十中八九の割合で失敗すると思うのですが、金額というハードルが高ければ高いほど良いものだと思ってしまう心理は誰にだってあるはずです。
中身は知らないけれど、こんな高額な情報やコンサルが悪いはずがない！と根拠の無い自分の中の判断によって勝手に超高額コンサル（360万円）の企画そのものを人生を変えるきっかけと判断してしまう人が多いのでしょう。
正直、はじめは超高額コンサル（360万円）という商品を購入してしまった知人は決断が早すぎるというか、馬鹿な決断をしたものだと思いましたが、購入を決断したと言われるセールスページを熟読したら僕もお金さえあれば参加してみたいと思えました。
超高額コンサル（360万円）を実際に購入した感想
きっと、「後悔している」という言葉が溢れ出るのかと思いきや、それだけのコンサルを購入したことで自分を死ぬほど追い込むことが出来た。
そんな感想をもらいました。
超高額コンサル（360万円）を分割で購入したそうですが、購入後には毎月のようにメールや直電で、購入者から
「今月分入金はしましたか？」
「入金したら、その画像をスクショで送ってください」
との連絡が凄まじく届いたそうです。
その圧やプレッシャーから髪も相当抜けて、コンサル費用の送金だけを考えて半年以上過ごしたと言っていました。
肝心のコンサルの内容はどうだったのかと尋ねると、
「金銭的な不安から何を聞いたら良いか全くわからなかった」
と語っていましたが、コンサルの内容ではなくて【自分を追い込む】ためだけに数百万もの金額を捻出したというのですから他人事で良かったと不謹慎ながら思ってしまいました。
【後悔している】との泣き言は一切言わない人でしたが、もっと内容を吟味すればよかったと当時を振り返っている話しは十二分に聞けたので、結局後悔しているんだろうなと思う所存です。
ただ、自分が悩み抜いた決断と失った大金については思うところがあるんだと思います。
超高額コンサル（360万円）の価格設定の仕組みや購入者の声のまとめ
超高額コンサル（360万円）を販売する人は、結論として尋常ではない実績を持っています。
そして、その人から教わって成果を出した人も多くいる反面、まだコンサルを受ける状況ではない人が購入することによって大きな損失を受けることは間違いありません。
ちなみに今回紹介したモデルの情報発信をしている人物の今のコンサル費用は半年間で600万円になっているそうです。
そう考えると、360万円で自分の人生を変えるきっかけを変えたことはお買い得だと思いこむことも出来るかもしれません。
また、1時間のコンサル費用が100万とかブログで書かれていたこともあるので、7時間以上直接話しを聞ければペイ出来るのかもしれません。
ですが、その価値を本当に受け取るためには、すでに自分の商品を持っていたり数百万を払っても大丈夫な経済力が必要だと思います。
年収3億とか月収3,000万の人の脳みそを借りれるなら安いと思えるのは、それ相応の実績を出している人かもしれません。
また、本当に稼ぐ力のある人は、自分の顔すら出さずに馬鹿みたいな価格のコンサルを申し込もうとは思わない気がします。
むしろ月収3,000万も本当に稼げる人であれば、そんな人にいつでも連絡を取れる商品って購入後に相談しづらいだろうなぁと率直に感じました。
改めて今回の超高額コンサルの仕組みは、とても煽動力が強く、僅かな好奇心の隙間をこじ開けたマッチョな商売だと考えられます。
ぜひ、高い相談料を払う場合は相手の分析だけでなく、今の自分に本当に必要なのかを真剣に考えることを強く意識していただけたらと思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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