こんばんは、じんです。
今回の記事は【読みやすい文章】について解説します。
コピーライティングなどの書籍を読み漁っているのに全然だれからも読まれないという悩みを持つ人もSNS上では多いです。
文章術などの勉強をしているにも関わらず誰からも読まれない。
その原因として有名作家でもない僕等の書く文章は、情報過多の2021年現在では本当に読まれないという前提を忘れがちです。
自分が書いた文章が【読まれない】という前提を意識するだけで、様々な改善点が見えていきます。
今回は【読まれない前提】を頭に置いて、どこを意識すると読みやすい文章になるのかを一度読んでもらえれば共感してもらえる形でまとめました。
メモをする価値のある内容にしましたので、ぜひゆっくり読んでください。
読みやすい文章とは?
では最初に【読みやすい文章】の結論をお伝えすると、文章とは、見た目が全てということです。
この文章における見た目って、自分の手書きの文章や手紙だと読みやすいのにパソコンで書くと読まれにくいことって結構あります。
手書きの文字の方がパソコンで書かれた文章よりも、文字の上手い下手があるからパソコンの方が良いと思われるかもしれません。
ですが、パソコンだからこその悪いクセを生み出すポイントがあるんです。
それは、難しい表現や、やたら画数の多い難読な漢字をかんたんに使えるという部分です。
読まれやすい文章と読まれにくい文章の違い
読まれやすい文章と読まれにくい文章の違いとはどこにあるのかを短い文章で、具体例を紹介しますね。
手書きで挨拶文を書くとしたら、
「よろしくお願いします」
と書くところを、パソコンでならより丁寧に表現出来るので、
「何卒宜しくお願い致します」
などと表現してしまう人もいます。
手書きで書く時は、無理に漢字を使って間違えたり、送り仮名を間違えて恥をかく可能性があるので、自然と読みやすくて柔らかい文章にるものです。
しかし、パソコンで文章を書くと、せっかく漢字を使えるなら使おうという気持ちや、難しい表現の方が知的に思われると期待する人もいます。
文中に
「基督教」→キリスト教
「色褪せる」→色あせる
「掠奪」→りゃくだつ
「臙脂色」→えんじ色
「外套」がいとう(コート)
など、僕の好きな小説家が当たり前に使っている表現を使ってみたいという独りよがりな執筆モチベーションは読んでくれる人に伝わることはないです。
読まれるとしたら、お金を払ってくれた作品なら読まれると思います。
ですが、僕たちのようなブロガーや無名な作家であれば、→に表現したひらがなやカタカナで表現した方が絶対に読まれやすいです。
パソコンだからこそプロの小説家が使うような難読でいて、独特な難しい表現を使ってみたいという気持ちも理解できます。
でも、そこは自分のエゴよりも読んでくれる人への配慮から始めてみましょう。
読みづらい文章に対する読者の心理
読みやすい文章の書き方や心構えはお伝えしましたが、それだけでは読みやすい文章を書く意識はそれほど強くならないかもしれません。
なので、逆に読みづらい文章に対する読者の心理もお伝えします。
今は情報過多の時代ですから、情報に溺れることを警戒する読者さんは本当に多いんです。
そして警戒心を持ちつつも、様々な偶然で、エゴを捨てきれない私小説のような豊かで美しい文章にこだわって書いた文章を読んだ読者はどう思うか?
おそらく、文章から直感的に嫌悪感を持たれる可能性があります。
そのような嫌悪感かと言うと、
「僕の書く文章って独特な感性が光っていてすごくない?」
というような執筆者のエゴを感じ取るのです。
もっとかんたんに言うと、俺って難しい漢字知っているんだぜ…!みたいな自慢ですら読者は感じ取ります。
それは五感で言うなら嫌な匂いというか、鼻につく文章と受け止められかねません。
いかにも俺はたくさんの小説を読み込んでいて、豊かなで独創的な表現技法を知っている!というエゴを読者さんは感じ取ると思っていた方が良いです。
ほとんどの人がここまでは思わないかもしれませんが、言語化出来ない不快感を持たれる可能性を出来るだけ抑えた文章を書くことを心がけてください。
読みづらい文章を治すアドバイスを一言で
読みづらい文章に対する読者さんの心理を少しでも知っていただけたら、それを治すための具体的なアドバイスをさせていただきます。
それは、
「難しい言葉を捨てる」
ことを意識して欲しいのです。
もしかしたら、日本語ならではの表現を追求していて、それを多くの人に読んで欲しいという願望があるのかもしれません。
ですが、今の人は本を読まない人も多く、スマホで日常からすごく読みやすい文章に触れる機会が多いため、読めない漢字がでてくるとストレスを感じます。
ストレスを感じた文章に対するアクションは離脱です。
なので、星の数ほどあるサイトの中でも、あなたの記事を見つけてくれた読者さんのためにも「難しい言葉を捨てる」ことから始めてみるのも意識してみてください。
読みやすい文章を心がけるために
文章を書くことは創作活動であるという意識を持つと、他の人が書く文章とは違う独創的な文章を書きたいと思うかもしれません。
ですが、今の時代は書き手よりも自分が文章を書く側に回りたいという願望が強い読者さんが増えています。
舞台で例えるなら客席はガラガラなのに舞台の方が大混雑状態です。
その状況を理解している人の中には、であれば少しでも目立ちたい!
読み手を選ぶような個性的な文章を書きたい!
と強く願う気持ちもわかります。
ですが、それはあくまでも個性的で読みづらい文章を書きたいというエゴなのかもしれません。
そんな思いを持てると、今後の文章に対する取り組み方が変わることは間違いないです。
まだ自分の文章は誰からも読まれていないという自覚が少しでもお持ちでしたら、難しい言葉を捨ててどんな人でも読んでくれるような「読みやすい文章」を目指してください。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
他にもおすすめの記事がありますので、よろしくお願いします
⇒自己分析をわかりやすく!自分の人生を脇役にせずに主役にする考え方
⇒トレンド(雑記)ブログコンサルの内容と価値は?高額を支払う価値の実態
⇒ブログで検索需要を捉える方法!ユーザーの立場に立つ2つのポイント