ニッチを狙え!
このフレーズを見聞きした人は多いのではないでしょうか?
ライバルリサーチをして、少しでも競合が強ければ撤退するのも1つの正しい戦略ですが、誰も検索しないような独創的なニッチなジャンルを見つけたとします。
ですが、自分なりのリサーチや直感と掛け合わせて作り出したニッチなジャンルを追求しても全く結果が出ない。
そんな経験をした人も多いと思います。
その理由を一言で断言すると、顧客視点の無いニッチはニッチではないからです。
今回の記事では短めにニッチを狙うというマーケティングの王道を勘違いして実践すると、その労力は無駄になってしまうので、もっと理解してもらいやすいようにまとめました。
ぜひニッチマーケティングの基礎の中でも最重要な考え方を復習するための一助にしていただけたら嬉しいです。
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ニッチの意味を間違えない!
しっかりとしたリサーチを根拠にニッチなジャンルを狙ったマーケティングは、とても有効な手法です。
ですが、ご自身では間違いなくニッチーマケットだと確信しつつコンテンツを作成したり、SNS等で見込み客の反応を期待しても全然手応えが無い。
ライバルがいないことをしっかりリサーチしているのに……なぜなのか?
それは顧客視点の無いニッチを狙っているからです。
たしかに競合というライバルがいない市場であれば、お客様はあなたを選ぶ可能性が高いですし、そのマーケットで成功することは間違いないのですが、ライバルだけじゃなくお客様も全くいない場所で頑張っても一人相撲と変わりません。
顧客視点の欠けている販売者はニッチマーケットの意味を取り違えています。
本人はニッチだと思っていても、誰も興味が無ければ無観客の舞台で踊り続けているようなものです。
まずは最低限の顧客視点を持ってニッチを探すことが最重要です。
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戦略的に狙うニッチマーケット
ニッチな市場を狙ってくださいね
そういうアドバイスを真剣に受け止めても、表面的な言葉だけ理解した気になって、市場が全く無いところで戦いたくなる人がすごく多いです。
僕も初めてブログを作った時は、恥ずかしくなるほど独りよがりなブログタイトルで、自分しか思いつかないようなキーワードでニッチ感を出そうとしてました。
それは本当にニッチ戦略を履き違えた魅力のないピエロのようなアクションです。
ニーズの無いニッチはニッチじゃない。
戦略とは戦いを略するという意味で、戦わずに上手く行けば戦略ですが、ニーズを無視した誰にも望まれていない場所で本当に良いモノを作れたとしても戦いとして成立しません。
なぜなら戦いを略すことに全力を出しすぎて、報酬を支払ってくれるお客様が一人もいないような場所で商売をするようなものだからです。
間違えたニッチの使い方の例
例えば、【エクストリームジャグリングにピッタリのビーンバッグの手入れ方法】というタイトルの記事があったとします。
僕の中では読んでみたい!って思うのですが、【ジャグリング】自体がニッチなのに、その中でも極めてやっている人の少ない【エクストリームジャグリング】を選んでいる時点でニーズは良くて激減、悪ければ誰も見向きもしません。
さらにビーンバッグというジャグリング用のボールを専門用語で更に検索しづらくなっていることに気づかずにニッチの中にニッチを入れたと勘違いしたタイトルです。
この記事を書くにはそれなりのリサーチも必要ですし、自分の実体験やタイトルに見合った根拠を調べて作成するまで数時間はかかります。
ですが、この記事を作ったことで得られるモノは徒労と失敗という経験値だけでしょう。
極端な例を出すなぁ。
そう思われるかも知れませんが、意外なほどニッチなジャンルでブログを作ったり、記事タイトルを作ると、「そんなの誰が読むの?」って多くの人が思うことを狙うのです。
自分だけがニッチと思い込んでいないかチェックする方法
もしかしたら、ライバルがいない時点でニッチなジャンル選びに成功していると思っているだけじゃなく、自分が本当に間違えているのか?と疑問に思う人もいるでしょう。
その時にチェックする方法もあります。
それは、Google AdWordsなどの広告が出稿されているかも1つの目安になります。
またはAmazonで書籍として出ていることを確認することも重要です。
逆に広告も出ていないことを、Amazonという世界一の書籍を網羅しているサイトにも出ていないジャンルを、誰も広告を出していない、書籍化もされていないニッチと勘違いすると危険です。
広告が出ていないということは、あなたよりも先に、そのニッチマーケットに挑んだけど失敗した人がいるんじゃないですか?と考えずにはいられませんし、市場自体が存在していない可能性にも気づくチャンスはあると思います。
もう一度言わせてください。
ニーズの無いニッチはニッチじゃないです。
ニッチマーケットかどうでないかの究極的な判断材料は、その狙ったニッチマーケットの根底にニーズがあることです。
角度を変えてニーズの無いニッチの間違いを表現させてもらいました。
ぜひ、ニッチマーケットに悩むことがありましたら、流し読みで十分ですので、何度かこの記事をさらっと読み直してください。
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ニッチの意味を間違えない!戦略的に狙うべきニッチマーケットのまとめ
ニッチマーケットを勘違いしないための結論は、ニッチはライバルがいない場所のことではありません。
ニッチマーケットの根底にはニーズが必ず存在します。
万が一あなたが真剣に丁寧にリサーチしたマーケットにライバルがいなかったとしても、ニーズも全く無ければお客様もいないのです。
顧客視点が欠けている状態でのリサーチは無駄な努力に終わってしまう可能性が飛躍的に伸びます。
つまり顧客視点が無い、自分だけの視点でニーズも全く無いニッチマーケットで勝負を挑めば失敗する可能性が激増するのです。
だれだってライバルのいないブルーオーシャンと呼ばれる場所を必死に探しています。
ですが、ブルーオーシャンを見つけることができる人は本物の天才か、自分自身がブルーオーシャンを作り出すことのできる大企業です。
なので、ニッチ戦略を実践する上では、ぜひ今回の内容を頭の片隅にでも良いので覚えていてくだされば、もしかしたら自力でニッチマーケットの失敗確立を激減させて、ライバルが存在する場所でも勝ち抜けると思います。
今回の記事も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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