大手の百貨店の催事やイベントではガリガリのマーケティングを全然仕掛けられない。
管理や縛りがキツイので。
ただマーケティング的な考え方で行くと、前回来店してくれた、前回購入してくれた人にはまた来てもらうことはやりたいことです。
自分のやっている店と違う百貨店さんのお客さん。
百貨店に来てくれるお客さんに、ダイレクトメールを送らなければ効果がない。
唯一許されたのが、購入してくれた方へのダイレクトメール。
ダイレクトレスポンスの要素が入れることが出来ない。
コピーを書くことを楽にするマインドセット
結論からお伝えすると、口語で書く。
キレイなものを書かないと行けない訳じゃない。
ターゲットとなる人が目の前にいるように書く。
つまり、話しかけている言葉をそのままコピーにしていく。
書き出していく作業。
丁寧な日本語の文章よりも話しかけるように書く。
ターゲットの写真を目の前に話しかけるように入力して行くのが一番オススメなやり方です。
重要なことは私達はどうしても書くという行為に脳内変換が起こって話しかけることと違うように、普段喋れるのに書くとなると書けない人が多い。
重たく感じて抵抗感を受けてしまう。
なので、書くんじゃなくて口語で話していることを書くことを意識すると随分、コピーが書きやすくなります。
出来る限り話しかけるように書く。
ちょっと視点を変えて、書くという行為じゃなくて、話しかけていることを紙に落としているだけ、話していることを文字にしているだけと言うふうに認識してもらうと、非常にコピーが書きやすくなります。
コピーが書きやすくなる二段階の書き方
もう一つだけ書きやすくなる要素として、
一度話している言葉を全部文字にしてみる。
そしてその次に編集を入れる。
この二段階で書くものだとほとんどの人が知らない。
でも、僕らからしたら常識で、最初は興奮状態で目の前のターゲットにしている人にわーと文字にドンドン起こしていきます。
そして1から最後まで書いてみたらちょっと冷静になって、売るために、目的のために関係の無いことは全部削除する。
同じことが重複していたり2回同じことを言っていたら、削除したり、分かりづらい言い回しがあればちょっと表現を変えてみたりだとか、主語が分かりづらいようならもう一度主語を入れてみたりとか、段落を変えないと見づらかったら変えてみたり、段落の入れすぎであればもう少しまとめたりという感じ。
話すように。
話している言葉をただただ文字にしているだけだと覚えておく。
書かなければいけない。
キレイな文章を書かなければいけないというのは一切ない。
むしろ、目の前の相手、売りたい相手、買って欲しい相手に話しかけている。話しかけている言葉をそのまま紙に落とす。
これが第一段階。
そして、文字に起こしたことを編集して読みやすくする。
理解しやすくすると言う作業。この二段階。
この二段階を意識すると普段みなさんがやっていることをコピーとして、広告として使っていくことができる。
営業トークをボイスレコーダーでお客さまの許可を得ながら、ボイスレコーダーで営業トークを撮っておいて、それを後から文字起こしをして、使えそうなところだけ抜粋して、相手が理解出来る順番で組み立てる。
コピーを書くというと脳内変換が起こるのか、普段出来ていることが全然できなくなる。
どこまで行ってもコピーは印刷された営業マン・セールスマンだということ。
だから、みなさんが最前線でお客さまに接して、売るためにやっていることを文字に起こして、紙に起こしたモノがコピーなだけです。
なのでここで意識を変えて、普通にみなさんが普段喋っていること。
コピーが書けないようなら眼の前にお客さんがいると思って、ボイスレコーダーを置いて、ただただ喋りかける。
それを後で聞き直して文字に起こすとか後で使いたいところだけ抜き出すとかして、一度文字にするとやりやすい。
それを編集して行く。
編集するとは売るために、目的のために関係無いところは削除する。
分かりづらい言い回しはわかりやすくシンプルに見せていく。
あるいは図があったり絵があったり写真があるとイメージしやすいものは足していく。
このようなプロセスがあればコピーは書きやすくなる。
百貨店のような丁寧なしっかりしたところでも、売れるのは話しかけたようなコピーの反応がすごく良いし売れる。
かしこまった言葉で表現されたら相手は聞く気にもならない
みなさんの目の前にかしこまった話をする人が表れたらとイメージすると「あ、そうなんですね」と聞く気にもならない。
校長先生の話のような固い挨拶で売れるのか?
それとも、こんなのあったら美味しいよと知人や親しい人に話しかけたほうが売れるのか?
そこを意識してみる。
そしてテンプレートをデザインの参考にしてみる。
内容も大事ですがデザインの方が大事な時もある。
お客さんは購入する前に買った自分をイメージするので先に写真を見て文字を見る傾向があり、写真は売上にすごく影響がある。
写真を入れる時に大事なのはレイアウト。
どこに配置するかによってお客さまの見やすさだったり、見て欲しい場所だったりが、結構見れたり見れなかったりする。
デザインはカッコ良くするよりもレイアウトをしっかりすることも重要。
デコレーションよりもレイアウトを真似したほうが良い。
ぜひこのような実践でコピーを考えるというやり方をあなたのコピーにも取り入れてみてください。
きっと机上で学んでいる多くの人の書くであろうコピーよりも臨場感のある独自性のあるものができあがるはずです。